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ESには「シナリオ」があります。

2026/07/08 (水)


ESには「シナリオ」があります。
大手企業や人気企業のESを見たときに、
「質問が多い」
「何を聞かれているのかわからない」
「どう書けば正解なのかわからない」
と感じることがあります。

特に、会社独自のESを用意している企業ほど、質問の数が多かったり、よくあるテンプレートではない聞き方をされたりします。
でも、そういうESほど、会社があなたを理解するための「シナリオ」を持って作っていることがあります。

ESの質問は、バラバラに見えてつながっている
ESの質問は、一問ずつ別々に答えるもののように見えます。

でも実際には、会社側が知りたい流れがあります。
たとえば、過去の経験を聞く質問では、会社はこんなことを見ようとしています。
  1. どんな目標を持ったのか
  2. そのとき、どんな課題があったのか
  3. 課題を乗り越えるために、どう考えて動いたのか
  4. その経験から、どんな強みや特徴が見えるのか
これは、ガクチカや自己PRにつながる流れです。

会社は、ただ「すごい経験」を知りたいわけではありません。

その人が、どんな場面で力を発揮するのか。
何を大切にして行動するのか。
困ったときに、どう考えて乗り越えようとするのか。

そうした部分を、経験の中から見ようとしています。

将来について聞かれる質問にも流れがある

ESでは、過去の経験だけでなく、将来について聞かれることもあります。
たとえば、
「入社後に挑戦したいこと」
「将来実現したいこと」
「この仕事を通して成長したいこと」
といった質問です。

このとき会社が見ているのは、単に大きな夢を語れるかどうかではありません。

  1. この仕事でどんな目標を持っているのか。
  2. その目標のために、どんな力が必要だと考えているのか。
  3. その力を、どう身につけていこうとしているのか。
  4. その過程で、自分のどんな強みを活かせそうか。
そうした流れが見えているかどうかです。
つまり、過去の経験と将来の目標は、別々の話ではありません。

過去にどんなふうに考えて行動してきた人なのか。
その人が、これからどんな仕事に向き合おうとしているのか。
そのつながりを、会社は知りたいのです。

大きなエピソードがなくても大丈夫

ESを書くとき、
「人に言えるほどすごい経験がない」
「リーダー経験がない」
「全国大会や表彰のような実績がない」
と不安になる人もいます。

でも、ESで大切なのは、エピソードの大きさだけではありません。
むしろ、話が一つにつながっているかどうかの方が大切です。
  1. どんな状況で、何を考えたのか。
  2. なぜその行動を選んだのか。
  3. その経験から、自分のどんな特徴が見えているのか。
この流れが整理されていると、派手な経験でなくても、自分らしさは伝わります。

反対に、すごそうな経験を書いていても、質問ごとの答えがバラバラだと、会社側にはその人の姿が見えにくくなってしまいます。
テクニックよりも、自分の流れを見つけることが大切です。

ES対策というと、
「きれいな書き方」
「受かる言い回し」
「印象に残る表現」
を探したくなることがあります。

もちろん、読みやすく書くことは大切です。
でも、その前に必要なのは、自分の中にある流れを整理することです。

過去の経験。
その中で見えた自分の強み。
興味を持っている仕事。
その仕事で挑戦してみたいこと。
入社後に伸ばしていきたい力。

これらが少しずつつながってくると、ESは書きやすくなります。
「何を書けばいいかわからない」と感じるときは、文章力が足りないのではなく、まだシナリオが整理されていないだけかもしれません。

ソダッテ!からの一言

ESは、質問に一つずつ正解を当てはめるものではありません。
会社が知りたいことと、自分が伝えたいことをつなげながら、自分のシナリオを整理していくものです。

大きな経験がなくても、きれいな言葉で飾れなくても大丈夫です。
大切なのは、あなたがどんなふうに考え、行動し、これからどんな仕事に向き合っていきたいのかが、少しずつ伝わること。
ESに迷ったら、まずは自分の経験と将来の話が、どこでつながるのかを整理してみましょう。

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*この内容は、実際の面談での学生からの相談をもとに、再構成したものです。

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