「質問が多い」
「何を聞かれているのかわからない」
「どう書けば正解なのかわからない」
と感じることがあります。
特に、会社独自のESを用意している企業ほど、質問の数が多かったり、よくあるテンプレートではない聞き方をされたりします。
でも、そういうESほど、会社があなたを理解するための「シナリオ」を持って作っていることがあります。
ESの質問は、バラバラに見えてつながっている
ESの質問は、一問ずつ別々に答えるもののように見えます。
でも実際には、会社側が知りたい流れがあります。
たとえば、過去の経験を聞く質問では、会社はこんなことを見ようとしています。
- どんな目標を持ったのか
- そのとき、どんな課題があったのか
- 課題を乗り越えるために、どう考えて動いたのか
- その経験から、どんな強みや特徴が見えるのか
これは、ガクチカや自己PRにつながる流れです。
会社は、ただ「すごい経験」を知りたいわけではありません。
その人が、どんな場面で力を発揮するのか。
何を大切にして行動するのか。
困ったときに、どう考えて乗り越えようとするのか。
そうした部分を、経験の中から見ようとしています。
将来について聞かれる質問にも流れがある
ESでは、過去の経験だけでなく、将来について聞かれることもあります。
たとえば、
「入社後に挑戦したいこと」
「将来実現したいこと」
「この仕事を通して成長したいこと」
といった質問です。
このとき会社が見ているのは、単に大きな夢を語れるかどうかではありません。
- この仕事でどんな目標を持っているのか。
- その目標のために、どんな力が必要だと考えているのか。
- その力を、どう身につけていこうとしているのか。
- その過程で、自分のどんな強みを活かせそうか。
そうした流れが見えているかどうかです。
つまり、過去の経験と将来の目標は、別々の話ではありません。
過去にどんなふうに考えて行動してきた人なのか。
その人が、これからどんな仕事に向き合おうとしているのか。
そのつながりを、会社は知りたいのです。
大きなエピソードがなくても大丈夫
ESを書くとき、
「人に言えるほどすごい経験がない」
「リーダー経験がない」
「全国大会や表彰のような実績がない」
と不安になる人もいます。
でも、ESで大切なのは、エピソードの大きさだけではありません。
むしろ、話が一つにつながっているかどうかの方が大切です。
- どんな状況で、何を考えたのか。
- なぜその行動を選んだのか。
- その経験から、自分のどんな特徴が見えているのか。。
この流れが整理されていると、派手な経験でなくても、自分らしさは伝わります。
反対に、すごそうな経験を書いていても、質問ごとの答えがバラバラだと、会社側にはその人の姿が見えにくくなってしまいます。
テクニックよりも、自分の流れを見つけることが大切です。
ES対策というと、
「きれいな書き方」
「受かる言い回し」
「印象に残る表現」
を探したくなることがあります。
もちろん、読みやすく書くことは大切です。
でも、その前に必要なのは、自分の中にある流れを整理することです。
過去の経験。
その中で見えた自分の強み。
興味を持っている仕事。
その仕事で挑戦してみたいこと。
入社後に伸ばしていきたい力。
これらが少しずつつながってくると、ESは書きやすくなります。
「何を書けばいいかわからない」と感じるときは、文章力が足りないのではなく、まだシナリオが整理されていないだけかもしれません。
ソダッテ!からの一言
ESは、質問に一つずつ正解を当てはめるものではありません。
会社が知りたいことと、自分が伝えたいことをつなげながら、自分のシナリオを整理していくものです。
大きな経験がなくても、きれいな言葉で飾れなくても大丈夫です。
大切なのは、あなたがどんなふうに考え、行動し、これからどんな仕事に向き合っていきたいのかが、少しずつ伝わること。
ESに迷ったら、まずは自分の経験と将来の話が、どこでつながるのかを整理してみましょう。
*この内容は、実際の面談での学生からの相談をもとに、再構成したものです。
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出典:ソダッテ!公式ブログ(BTwithYou)
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