「趣味は仕事にしない方がいいよ」
「好きなことを仕事にするとつらくなるよ」
そんな風に言われることはありませんか?
でも一方で、こんな風にも言われますね。
「やりたいことを見つけよう」
「好きなことを仕事にできたら幸せ」
── どっちが本当なんでしょう?
趣味と仕事は“目的”がちがう
この話のヒントは、「その好きが、誰のためのものか」という視点にあります。
趣味は、自分のために、自分の満足を追いかけるもの。
でも、仕事は基本的に「お客さんのために」行うもの。
つまり、求める相手が“自分”と“他人”で逆なんです。
例:お菓子作りが好きな人の場合
たとえば、休日に趣味でケーキを作って、
家族や友人にふるまったら「おいしい!」と喜んでくれた。
その体験、とっても素敵ですよね。
でももしそれを、1ピース700円でお店で売るとしたら──
「それはちょっと無理かも」と思う方も多いはず。
なぜなら、趣味として作るケーキと、
お金を出して買ってもらうケーキは、満たす基準がまったく違うから。
趣味はやめてもいいけど、仕事はやめられない
趣味は、気が向いたときにだけやればいいし、飽きたらやめることもできます。
でも仕事は、納期もあれば責任もあります。
「ちょっと今は気分じゃないんで…」とは言えません。
だから、「趣味を仕事にしない方がいい」と言われるのは、
その好きなことを“嫌いになってしまうかもしれない”リスクがあるからなんです。
じゃあ、好きなことを仕事にするのは無理?
いえ、そんなことはありません。
好きなことを仕事にして成功している人は、
“自分の好き”を追いかけるだけでなく、
「お客さんが求めているもの」に視点を切り替えることができた人です。
そういう人たちは、好きなことを趣味のままにしないで、“サービス”に進化させた人”なのかもしれません。
好きなことを、ただの“好き”で終わらせないために
大事なのは、「好きなこと=仕事にしちゃダメ」ではなく、
「仕事にするなら、お客さん視点が必要」ということ。
もしあなたに「これを仕事にしたい!」と思えるものがあるなら、
それはとても素晴らしいことです。
でもそのとき、「誰のために、どんな価値を届けるか」という視点も、
ちょっとだけ意識してみてくださいね。
*この内容は、実際の面談での学生からの相談をもとに、再構成したものです。
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